◆【終了しました】教育成果を可視化するための統計手法入門

プログラム名:教育成果を可視化するための統計手法入門

【概要】
昨今の高等教育では、学生が何を得たのか、何ができるようになったのかを示す、学修成果・教育成果の把握・可視化が重要になっています。教職員のみなさまには、多様な学習評価のデータを前に、ご自身の大学、学部・学科、授業等の実践が学生にどのような影響を及ぼしたのか、学生がどのような資質・能力を身につけたのかを明日には報告したいと考えていらっしゃるかたも多いと思います。
本プログラムではフリーの統計分析ソフトHADを使い、当日配布の練習用データを適切に分析し、その結果を解釈し、明日には報告するスキルの速習を目指し、講義と実習を行います。
※清水裕士先生のホームページにアクセスしてHADの最新版をあらかじめダウンロードお願いします。(URL:https://norimune.net/had)
※表計算ソフトExcelを使うことができ、記述統計学の基本事項(平均・分散・相関係数など)を習得(下記の参考書の第4章まで予習)している方を対象に推測統計学の初歩を速習する内容です。
参考書:小宮あすか・布井雅人(2018)
『Excelで今すぐはじめる心理統計 簡単ツールHADで基本を身につける』講談社

【到達目標】
1.学習評価データに対して、統計的分析を適切に選択・実行し、その結果をフォーマットどおりに記述できる。
2.1の結果から、効果の大きさや一般化について妥当に解釈し、学修成果・教育成果を報告できる。

・日時:2022年7月23日(土)13:00~16:00
・方法:ZoomとGoogle Jamboardによる同時双方向型オンライン開催
・対象:理工学教育に関わる大学・高専等の教職員等
・人数:先着30名程度(希望者多数の場合、理工学教育に携わる教職員の方を優先します)
・費用:無料

・申込方法:下記よりお申込み下さい。

※受付終了しました。

https://forms.gle/EAV5b7Rhv28MUJtq5

・申込締切:2022年7月2日(土)まで。
なお、定員に達した場合、早めに申し込みサイトを閉じる場合があります。

【担当者紹介】
相原総一郎(芝浦工業大学 教育イノベーション推進センター 特任教授)
2016年から芝浦工業大学でIR担当。日本インスティテューショナル・リサーチ協会(JAIR)、日本高等教育学会(JAHER)、大学教育学会(JACUE)等の学協会に所属。論文は「大学教育のジェンダー効果-日米の大学生調査の比較から-」山田礼子編著『大学教育を科学する:学生の教育評価の国際比較』(東信堂、2009年)ほか。博士(ライブラリーサイエンス、九州大学)。

杉原 亨(関東学院大学 高等教育研究・開発センター 准教授)
  広告系ベンチャー企業でマーケティングや、ベネッセ教育研究開発センターにて中等・高等教育に関する調査研究を担当。その後、中部地区の学校法人に勤務後、関東学院大学高等教育研究・開発センターにて全学の教学支援やFDなどに従事。博士(ライブラリーサイエンス、九州大学)、学位論文は「学生の多様化に対応した学生調査に関する研究」。専門社会調査士。

【問い合わせ先】
芝浦工業大学 教育イノベーション推進センター事務課
edudvp@ow.shibaura-it.ac.jp