教育イノベーション推進センターについて

教育イノベーション推進センターの目的

 教育イノベーション推進センターの目的は、「教員・職員が協働して教育の質保証及び不断の教育改善のための取り組みについて全学的方針を策定し、あらたな教育改革・改善活動等を推進すること、教育力の向上を目指して努力する個々の教職員、組織的に活動するFD・SD活動推進の取り組みについて支援・協力すること、及び学生の学力向上のための学習支援等を行うこと」です。
 2008年に中教審から出された学士課程答申以降、各大学は授業レベルでの変革をまずは迫られましたが、2014年の高大接続答申以降はカリキュラムマネジメントの必要性を求められ、2020年の教学マネジメント指針につながっています。第4サイクルの機関別認証評価で求められていることも、学修成果の把握・可視化と、授業科目レベル・学位プログラムレベル・大学全体レベルの改善サイクルの有機的連関と考えられます。
 教育イノベーション推進センターはこのような社会からの要求に素早く対応するべく、高等教育に関わる学内外の教職員および組織を支援していきたいと考えています。

実施している事業

(1) 教育プログラムの全学的PDCA化とIR体制構築の推進
(2) 全学的な体系的カリキュラムの構築による本学学生の就業力育成支援
(3) 全学的な視点や分野・学部等を超えた横断的な視点からのカリキュラムの総合的検討
(4) 各機関が行うFD・SD活動に対する人的・物的支援
(5) 教育の改善・改革に取り組んだ教職員に対する顕彰・助成
(6) 教職員のFD・SD活動推進に係るセミナー等の企画・実施
(7) 学生の基礎学力向上に係る教育上の支援
(8) 学部又は研究科における必要不可欠な教育分野への人的支援
(9) 全学的なグローバル推進
(10) その他全学的FD・SD改革推進に係る支援活動全般
および、上記事業(1)、(3)、(4)、(6)、(9)の取組、成果を学内外に浸透させる「理工学教育共同利用拠点」としての取組を行っています。