◆(第12期)プレFDプログラム「大学教育開発論」

プログラム名:(第12期)プレFDプログラム「大学教育開発論」

詳細】
・日時:9月29日(月)、10月13日(月)、10月27日(月)、11月10日(月)、11月24日(月)、
12月8日(月)、12月22日(月) 各日の4限~5限(15:10~18:40)
・方法:Zoomによる同時双方向型オンライン開催
・対象:大学・高専等の教員を目指す大学院生、ポストドクター、非常勤教員、教員歴3年以内の教員で、 上記7回にすべて参加可能な方
・人数:先着10名程度(希望者多数の場合、理工学教育に携わる方を優先します)
・費用:無料
・申込方法:下記よりお申込み下さい。
  https://forms.gle/tHNJ8fzFb1R78qpJ8
・事前登録期限:2025年9月15日(月)まで。
なお、定員に達した場合、早めに申し込みサイトを閉じる場合があります。

【概要】
高等教育が多様化する現在において、大学・高専等の教員には、教育の能力および業績も問われるようになってきています。例えば、教員の公募書類にシラバス案提出を求めたり、面接時に模擬授業の実施を課したりする機関が増えてきています。また、昨今の大学の授業は受講者数や内容が多様化し、学生の学びをより一層重視するようになってきています。教員は、知識を提供するだけでなく、学生の学びに焦点をあて、その学びを促進するファシリテーターとしての役割も求められており、こうした技術の修得が重要になってきています。これらの能力をより体系的・効果的に修得する授業が「大学教育開発論」です。
この授業では、将来、大学等で教員としてのキャリアを選択しようとする大学院生等が、授業を担当するために必要な授業デザイン、シラバス、評価方法などを学びます。また、アクティブ・ラーニングの手法を取り入れたグループワークを多く経験し、模擬授業の実践も行います。
この授業を履修し、一定の基準を満たせば、公式な履修証を交付されます。この履修証は、教員の公募書類を作成する際、教育能力を示すエビデンスとして使用することができます。また、この授業を履修することで、専門分野を超えたネットワークをつくることができ、希望すれば履修後も、本学の「理工学教育共同利用拠点」で提供するプログラムで学び続けることができます。

【担当者】
榊原暢久(芝浦工業大学 教育イノベーション推進センター長・教授)

【問い合わせ先】
芝浦工業大学 教育イノベーション課
edudvp@ow.shibaura-it.ac.jp

◆ルーブリック評価入門WS

プログラム名:ルーブリック評価入門WS

詳細】
・日時:2025年12月13日(土)13:00~15:00
・方法:Zoomによる同時双方向型オンライン開催
・対象:理工学教育に関わる大学・高専等の教職員等
・人数:先着30名程度(希望者多数の場合、理工学教育に携わる教職員の方を優先します)
・費用:無料
・申込方法:下記よりお申込み下さい。
 https://forms.gle/G5j4vSREjtKtmxqs5
・申込締切:2025年11月29日(土)まで。
 なお、定員に達した場合、早めに申し込みサイトを閉じる場合があります。

【概要】
高等教育においては、「何を教えたか」から「何を学んだか」というパラダイム転換の必要性が言われ、成績評価についても多様な評価方法・基準を設定することが求められています。レポートやポスター発表、学修ポートフォリオ等だけでなく、卒業研究の評価の際にも、ルーブリック評価表を用いることが有効です。本プログラムでは、成績評価の目的・意義から出発して、高等教育において近年注目が集まっているルーブリック評価表を用いた評価についての基本的な考え方を理解し、ルーブリック評価表作成の基本を身につけることを目的とします。

【担当者】
榊原 暢久(芝浦工業大学 教育イノベーション推進センター 教授)

【問い合わせ先】
芝浦工業大学 教育イノベーション課
edudvp@ow.shibaura-it.ac.jp

◆デジタル学修歴証明書入門

プログラム名:デジタル学修歴証明書入門

詳細】
・日時:2025年12月6日(土)13:00~15:00
・方法:Zoomによる同時双方向型オンライン開催
・対象:学修歴のデジタル化を推進したい教職員、DX 推進に携わる教職員
・人数:先着30名程度(希望者多数の場合、理工学教育に携わる教職員の方を優先します)
・費用:無料
・申込方法:下記よりお申込み下さい。
 https://forms.gle/L1BrEm6rsNaHqxov6
・申込締切:2025年11月21日(金)まで。
 なお、定員に達した場合、早めに申し込みサイトを閉じる場合があります。

【概要】
諸外国に比べ、日本における学修歴のデジタル化は遅れていると言われています。しかし近年、ようやく日本においても学修歴のデジタル化が進み始めました。このプログラムでは、学修歴のデジタル化についての基本的な事項や、マイクロクレデンシャルとデジタルバッジについて、諸外国との比較と日本における現状と課題などについて説明します。
 実際のデジタル学修歴証明書の導入事例として、芝浦工業大学における導入から運用まで、また、実際の発行例などについて紹介し、参加者が、それぞれの課題を見いだし、所属組織における学修歴のデジタル化に向けたヒントをつかめる事を期待しています。

【担当者】
鈴木 洋(芝浦工業大学 情報イノベーション部 部長)
1991 年より芝浦工業大学に勤務。情報部門から 2014 年に教育イノベーション推進センター事務課に異動し、FDSD 支援、IR、教学マネジメント、学生支援等に携わる。2023 年 4 月より現職。SD コーディネーター。

【問い合わせ先】
芝浦工業大学 教育イノベーション課
edudvp@ow.shibaura-it.ac.jp

◆発明届を用いる大学教員、職員のための知的財産マネジメント研修

プログラム名:発明届を用いる大学教員、職員のための知的財産マネジメント研修

詳細】
・日時:2025年10月25日(土)9:30~12:00
・方法:事前学習+芝浦工業大学豊洲キャンパスでの対面研修
・対象:知的財産の創造、保護、活用に関わる大学・研究機関等の教員、職員
・条件:基礎レベルの特許権の知識を有すること
・人数:先着20名程度(希望者多数の場合、理工学教育に携わる教職員の方を優先します)
・費用:無料
・申込方法:下記よりお申込み下さい。
   https://forms.gle/d9RHZE8TsRu8yFi87
・申込締切:2025年9月27日(土)まで。
 なお、定員に達した場合、早めに申し込みサイトを閉じる場合があります。

【概要】
理系分野(理学・工学・薬学・農学・医学など)の教員が、自らの研究成果を知的財産権として保護し産業界へ技術移転することを考える際に留意すべき事項や、大学などの知的財産部門の職員が発明評価において検討すべき事項を、発明届のケース資料の事前学習、ワーク当日の議論を通じて学びます。

【担当者】
田中秀穂(芝浦工業大学 名誉教授、教育イノベーション推進センター 特任教授)
大学の発明評価委員会を長く担当し特許の評価、出願、技術移転に携わる。専門は技術経営学、知的財産経営学で「知的財産入門」、「先端技術とビジネス」等の講義を担当する。知的財産高等裁判所の専門委員(バイオ、医薬分野)を18年務め特許訴訟に関わる。

【問い合わせ先】
芝浦工業大学 教育イノベーション課
edudvp@ow.shibaura-it.ac.jp

◆デザイン能力を育成する授業設計入門WS

プログラム名:デザイン能力を育成する授業設計入門WS

詳細】
・日時:2025年10月11日(土)13:00~16:30
・方法:芝浦工業大学豊洲キャンパスにおける対面研修
・対象:大学・高専等の機関において教育に携わる教職員等
・人数:先着30名程度 (希望者多数の場合、理工学教育に携わる教職員の方を優先します)
・費用:無料
・申込方法:下記よりお申込み下さい。
 https://forms.gle/MiTEXuTrpaRhYeV96
・申込締切:2025年9月27日(土)まで。
 なお、定員に達した場合、早めに申し込みサイトを閉じる場合があります。

【概要】
工学教育においてエンジニアリング・デザイン能力の重要性が広く認識されてきました。昨今注目されているデザイン思考、デザイン経営などにおいても求められているデザイン能力は技術者にとっても必要な素養といえます。このWSでは、技術者に求められるエンジニアリング・デザインとはどのようなものかなどの、デザイン能力に関わる基本的知識を学び、その本質をより深く理解します。そしてデザイン能力を育成するための授業例等のレビューやWSを通して、デザイン能力を育成する授業の特徴やポイントを理解することを目的とします。

【担当者】
吉武良治(芝浦工業大学 デザイン工学部デザイン工学科 教授)
日本IBMにて人間中心デザイン、UXデザインの牽引役として、製品・システム・サービスの企画・設計・評価の実務やコンサルティングに従事し、2013年より現職。一般社団法人日本人間工学会前理事長、NPO法人人間中心設計推進機構副理事長、一般社団法人日本デザイン学会理事。

【問い合わせ先】
芝浦工業大学 教育イノベーション課
edudvp@ow.shibaura-it.ac.jp

◆授業デザインWS

プログラム名:授業デザインWS

詳細】
・日時:2025年9月4日(木)13:00~17:00
(当日午前に「学生の学修を促すシラバスの書き方WS」が開催されます)
・場所:芝浦工業大学豊洲キャンパスでの対面研修
・対象:大学・高専等の機関において教育に携わる教職員、非常勤講師等
・費用:無料

【概要】
理工系科目のような積み上げ式かつ比較的大規模なクラスサイズの科目で、高い活動性や双方向性をもつ講義を実現するためには周到な授業設計が必要です。その骨組みとなるのがシラバスであり、それを実現する第一段階が授業デザインです。授業デザインWSでは、理工系科目で取り入れられている実践事例を参照しながら、半期の授業デザイン、1回の授業デザインの基本を身に着けます。

【担当者】
榊原 暢久(芝浦工業大学 教育イノベーション推進センター長・教授)

【問い合わせ先】
芝浦工業大学 教育イノベーション課
edudvp@ow.shibaura-it.ac.jp

◆学生の学修を促すシラバスの書き方WS

プログラム名:学生の学修を促すシラバスの書き方WS

詳細】
・日時:2025年9月4日(木)10:00~12:00
・方法:芝浦工業大学豊洲キャンパスでの対面研修
・対象:大学・高専等の機関において教育に携わる教職員、非常勤講師等
・費用:無料

【概要】
学生が何を学んだかを重視し、双方向性をもつ講義を実現するため、また学生の自主学習を促すために授業設計が大切な要素の一つと考えられており、その骨組みとなるのがシラバスです。
本WSはシラバスの定義、役割、項目等に関して概観した後、ご自分のシラバスをグループ内で共有していただく予定です。可能であれば、ご自分の授業で使用される予定のシラバスをお手元にご用意ください。複数あるシラバスの項目の中でも、授業の目的と到達目標に焦点を当てます。
意見交換を通じて、ご自身のシラバスを確認できる機会になり、課題解決のヒントを得ることに繋がれば幸いです。特に授業の目的や達成目標を振り返り、必要に応じて改訂し、より学生の学修を促すシラバスになることを目指しています。

【担当者】
恒安眞佐(芝浦工業大学 建築学部 教授)
高等教育開発、具体的には言語習得に関心を持っており、教員の教育力の向上に関しての研修もいくつか担当しています。

【問い合わせ先】
芝浦工業大学 教育イノベーション課
edudvp@ow.shibaura-it.ac.jp

◆学生主体の授業運営手法WS

プログラム名:学生主体の授業運営手法WS

詳細】
・日時:2025年8月29日(金)13:00~17:00
・方法:Zoomによる実施
・対象:大学・高専等の機関において教育に携わる教職員等
・人数:30名 (希望者多数の場合、理工学教育に携わる教職員の方を優先します)
・費用:テキスト代5000円
    *いずれも別途消費税がかかります。学内教職員の自己負担はありません。

【概要】
理工系学部では従来から、実験・実習や卒業研究等の中でアクティブラーニングが広く実践されてきました。これら「高次のアクティブラーニング」に対し、知識の定着・確認を目的とした講義等で実践されるアクティブラーニングは「一般的アクティブラーニング」と呼ばれています。このワークショップでは、「一般的アクティブラーニング」を効果的に実践するための、学生主体の授業運営手法を身につけます。

【担当者】
ダイナミックヒューマンキャピタル 代表取締役 中村文子
(略歴)P&G ジャパン、ヒルトン東京ベイにて人材・組織開発に携わる。ボブ・パイク氏の提唱する「参加者主体」のクラス運営、トレーニングをその日のみの「イベント」に終わらせないアプローチを実践している。人材育成分野で30年以上の経験を有する。The Bob Pike Group マスタートレーナー。
(大学における研修実績)
2009年~2012年 SPODフォーラムで1日講座「教員主導・学生主体の授業の進め方」担当
2013年12月 大学評価・学位授与機構、および、大阪大学教育学習支援センター主催により、「学生主体の授業デザインと運営手法~アクティブ・ラーニングの基盤 体験セミナー」開催 2015年より年に2回、芝浦工業大学で「学生主体の授業運営手法WS」を実施.。

【問い合わせ先】
芝浦工業大学 教育イノベーション課
edudvp@ow.shibaura-it.ac.jp

◆研究室指導に必要なコーチング技能入門WS

プログラム名:研究室指導に必要なコーチング技能入門WS

詳細】
・日時:2025年8月4日(月)13:00~16:00
・場所:Zoomによる同時双方向型オンライン開催
・対象:大学・高専等の機関において教育に携わる教職員等
・人数:先着30名程度(希望者多数の場合、理工学教育に携わる教職員の方を優先します)
・費用:無料

【概要】
コーチング技能の活用によって、学生の考える力、自発性や応用力、可能性を引き出し、学生の個性を活かすことができます。この研修ではワークを交えながら、研究室指導に必要なコーチング技能の基本、準備、ティーチングとの使い分けなどを学びます。また、遠隔コーチングのメリットとデメリット、留意点などについて解説します。

【到達目標】
1. 研究室教育の強みと弱みを説明できる。
2. 自身の研究室教育の特徴を分析できる。
3. コーチングの概略について説明できる。
4. コーチングとティーチングを使い分けることができる。
5. コーチングを体験する。

【担当者】
浜野 学(芝浦工業大学工学部教授)
日本オリンピック委員会、日本スケート連盟フィジカルコーチ及びトレーナー(1996~2008)、関東学院大学アメリカンフットボール部コーディネーター(1995-2005)、関東学院大学ラグビー部フィジカルコーチ(2006-2008)

【問い合わせ先】
芝浦工業大学 教育イノベーション課
edudvp@ow.shibaura-it.ac.jp

◆アカデミック・アドバイジング入門

プログラム名:アカデミック・アドバイジング入門

詳細】
・日時:2025年7月5日(土)13:00~15:30
・方法:Zoomによる同時双方向型オンライン開催
・対象:理工学教育に関わる大学・高専等の教職員
・人数:先着30名程度(希望者多数の場合、理工学教育に携わる教職員の方を優先します)
・費用:無料

【概要】
アカデミック・アドバイジング(AA)は、学生が自身の将来目的や目標を明確にし、その達成に向けて、学生自身が行動できるように支援する取り組みです。アドバイザーは、学生の状況や進捗を適切にアセスメントしながら、個々のニーズに応じた支援を行います。
AAは、学生のスチューデント・サクセスを支える支援として米国で発展してきました。AAは、多様な背景をもつ学生に適切な支援を提供することで、大学に対する満足度を高め、退学率の低下や在籍継続率・卒業率の向上といった成果にもつながると報告されています。とくにコロナ禍以降、学生一人ひとりの課題やニーズに寄り添う支援の重要性は高まっています。
この研修では、AAの基本的な考え方やアカデミック・アドバイザーの役割について、具体的な事例を交えてわかりやすく解説します。
さらに、「スチューデント・サクセスとは何か」、「AAを通じてどのような支援が可能か」について、参加者同士で考えるグループワークも行います。

【到達目標】
1. アカデミック・アドバイジングの機能について説明することができる。
2. 学習成果を達成するための具体的なアカデミック・アドバイジング方策を提案することができる。
3. アカデミック・アドバイザーとして必要とされる能力について説明することができる。

【担当者】

清水 栄子(愛媛大学教育・学生支援機構准教授)
広島大学教育研究科人間科学専攻博士課程修了(博士(教育学))。専門は高等教育。
安田女子大学職員、公立大学協会事務局主幹、国立高等専門学校法人阿南工業高等専門学校FD高度化推進室特命講師、愛媛大学教育企画室助教、講師、追手門学院大学共通教育機構などを経て、2024年4月より現職。
日本アカデミック・アドバイジング協会(JAAA)会長、初年次教育学会理事。著書に「アカデミック・アドバイジング-その専門性と実践-日本の大学へのアメリカの示唆」(単著)、「大学SD講座2大学教育と学生支援」(分担執筆)、「大学の学習支援Q&A」(共編著)などがある。

【問い合わせ先】
芝浦工業大学 教育イノベーション課
edudvp@ow.shibaura-it.ac.jp