◆アカデミック・アドバイジング入門

プログラム名:アカデミック・アドバイジング入門

※本研修は終了しました。

【概要】
アカデミック・アドバイジング(AA)は、学生自身による将来の目的・目標の決定とその達成に向けて、担当者が途中段階のアセスメントを行いながら学生個人のニーズに沿った支援をすることであり、スチューデント・サクセスに導くための支援として米国で発展してきました。また、AAは、様々な背景をもつ学生に適切な支援を提供し、学生の大学に対する満足度を高めることにより、退学率の減少のほか、在籍継続率や卒業率の向上などにも効果があるとされています。コロナ禍の現在において、個々の学生の課題やニーズに沿った支援の重要性は増しています。この研修では、AAの事例やアカデミック・アドバイザーの役割などについてわかりやすく解説していただくとともに、スチューデント・サクセスとは何か、またスチューデント・サクセスに導くAAの実践方法について参加者同士で考えるグループワークを実施します。

【到達目標】
1. アカデミック・アドバイジングの機能について説明することができる。
2. 学習成果を達成するための具体的なアカデミック・アドバイジング方策を提案することができる。
3. アカデミック・アドバイザーとして必要とされる能力について説明することができる。

【担当者紹介】
清水 栄子(追手門学院大学 共通教育機構/教育支援センター准教授)
  広島大学教育研究科人間科学専攻博士課程修了(博士(教育学))。専門は高等教育。安田女子大学職員、公立大学協会事務局主幹、国立高等専門学校法人阿南工業高等専門学校FD高度化推進室特命講師、愛媛大学教育企画室助教、講師などを経て、2018年9月より現職。日本アカデミック・アドバイジング協会
(JAAA)会長、初年次教育学会理事。著書に「アカデミック・アドバイジング-その専門性と実践-日本の大学へのアメリカの示唆」(単著)、「大学SD講座2大学教育と学生支援」(分担執筆)、「大学の学習支援Q&A」(共編著)などがある。

・日時:2023年9月30日(土)9:30~12:00
・方法:Zoomによる同時双方向型オンライン開催
・対象:理工学教育に関わる大学・高専等の教職員
・人数:残席数名(希望者多数の場合、理工学教育に携わる教職員の方を優先します)
・費用:無料

【問い合わせ先】
芝浦工業大学 教育イノベーション推進センター事務課
edudvp@ow.shibaura-it.ac.jp

◆ファカルティ・ディベロッパー養成講座・カリキュラム・コーディネーター養成講座

プログラム名:ファカルティ・ディベロッパー養成講座・カリキュラム・コーディネーター養成講座

※本講座は終了しました。


本学・理工学教育共同利用拠点(芝浦工業大学教育イノベーション推進センター)と教職員能力開発拠点(愛媛大学教育・学生支援機構教育企画室)は、全国の高等教育機関の発展のため、FD/SD/IR/カリキュラム開発の専門家・実践的指導者の養成に取り組んでいます。今回は、「ファカルティ・ディベロッパー養成講座」と「カリキュラム・コーディネーター養成講座」を下記のとおり対面で開催いたします。
全国の皆様のご参加をお待ちしております。

・日時:2023年9月20日(水)~22日(金)
・会場:芝浦工業大学 豊洲キャンパス (会場の詳細は参加者に通知します)
・受付期間:2023年7月3日(月)正午~7月24日(月)正午
 ※愛媛大学教育企画室ホームページ
  <https://web.opar.ehime-u.ac.jp>に案内が表示されます。
・定員:各講座先着30名
※多くの機関の方々にご参加いただくため、同一機関からのお申し込みが多数の場合は、全体のお申し込み状況により受講を制限させていただくことがあります。
※3日間全プログラムに参加できる教職員の方に限ります。
※所属機関でのFD活動事例を使ったワークがあるため、FD業務の経験のない方及び民間企業等に勤務されている方の参加はお断りしております。(ファカルティ・ディベロッパー養成講座)
※所属機関でのカリキュラムに関わるワークがあるため、カリキュラム関連業務の経験のない方及び民間企業等に勤務されている方の参加はお断りしております。(カリキュラム・コーディネーター養成講座)

・参加費:4,000円
・主催:教職員能力開発拠点(愛媛大学教育・学生支援機構教育企画室)
・共催:理工学教育共同利用拠点(芝浦工業大学教育イノベーション推進センター)
・後援:日本高等教育開発協会

◆学生主体の授業運営手法WS

プログラム名:学生主体の授業運営手法WS

※本研修は終了しました。

【概要】
理工系学部では従来から、実験・実習や卒業研究等の中でアクティブラーニングが広く実践されてきました。これら「高次のアクティブラーニング」に対し、知識の定着・確認を目的とした講義等で実践されるアクティブラーニングは「一般的アクティブラーニング」と呼ばれています。このワークショップでは、「一般的アクティブラーニング」を効果的に実践するための、学生主体の授業運営手法を身につけます。

・日時:2023年9月11日(月)9:30~17:00
・会場:芝浦工業大学 豊洲キャンパス (会場の詳細は参加者に通知します)
※新型コロナウイルス感染症の感染拡大の状況により、Zoomによる同時双方向型オンライン開催に変更する場合があります。
・対象:大学・高専等の機関において教育に携わる教職員等
・人数:30名程度 (希望者多数の場合、理工学教育に携わる教職員の方を優先します)
・費用:テキスト代5000円 *別途消費税がかかります。学内教職員の自己負担はありません。

【担当者】
ダイナミックヒューマンキャピタル 代表取締役 中村文子
(略歴)P&G ジャパン、ヒルトン東京ベイにて人材・組織開発に携わる。ボブ・パイク氏の提唱する「参加者主体」のクラス運営、トレーニングをその日のみの「イベント」に終わらせないアプローチを実践している。人材育成分野で20年以上の経験を有する。The Bob Pike Group マスタートレーナー。
(大学における研修実績)
2009年~2012年 SPODフォーラムで1日講座「教員主導・学生主体の授業の進め方」担当
2013年12月 大学評価・学位授与機構、および、大阪大学教育学習支援センター主催により、「学生主体の授業デザインと運営手法~アクティブ・ラーニングの基盤 体験セミナー」開催
2015年より年に2回、芝浦工業大学で「学生主体の授業運営手法WS」を実施

【申込締切】
2023年7月31日(月)まで。
なお、定員に達した場合、早めに申し込みサイトを閉じる場合があります。

【問い合わせ先】
芝浦工業大学 教育イノベーション推進センター事務課
edudvp@ow.shibaura-it.ac.jp